自由律オンリー句会11

自由律オンリー句会11
意図せず五七五の型になってしまってもかまいません。

【開催期間】
投句の締切:7月22日(土)21時
選句の締切:7月29日(土)21時

  • 総投句数:16
  • 終了日時:2017年07月22日21時00分
  • 選句に参加した投句者には1点が加算されます。
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4

蓮の花をけんけんぱ

由野 さん

素敵!やってみたい。けんけんまでは行けそうだけれど、ぱ、の時は足が開いて落ちてしまうのでは?とファンタジーに浸れました。(2017/07/26)

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4

石榴割る ぱかっと伏魔殿

圓哉 さん

ザクロの大好きな「アミル」さんから美味しいということを知りましたが、そんなでは・・・。でも割った様子をこの比喩は的確に表現してます。ちょっと生々しさが恐い!(アミルとは「乙嫁語り」の主人公です)(2017/07/26)

蘭子 さん

こんな風にピリッと詠めたらいいなと迷わず選びました。
石榴って花は可愛らしいのに、実は不気味。
ぱかっと割ったらあの粒粒の一つ一つに何やら不穏なものが隠されていそうで、伏魔殿という言葉が決まっています。(2017/07/23)

3
3

例えればとうもろこしの匂い

墨田 さん

とても夏らしくて素敵だなと感じました。
とうもろこしの匂いって、健康さに対する憧憬や安心感、ノスタルジーをかきたてます。
「何が」とは語られていないところがかえって、身近で大切なものについてはっとする瞬間を想像させて、鮮やかな句だと感じました。(2017/07/23)

3
3

手をつないだカップルが軽トラに乗って消えた

笛地静恵 さん

明るい。農村の風景。軽トラに、オートマは少ないだろう。マニュアルだから、片手運転はできない。二人は、荷台に乗っている。閉鎖された社会。この行為は、二人がカップルであることを村中に宣伝する。見合い結婚ではない。自由な恋愛結婚をするのだ。運転しているのは、彼の友人だろう。若い恋人たちが行く。NHKの朝ドラ。テレビの一場面のようだ。(2017/07/25)

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2

嘘つけるヒトだったんだ

Dヤース錦馬超 さん

嘘つきが必ず嘘をつくとは限らないし、人ってそんなもんか。(2017/07/22)

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なにしろ担任と副担任が不仲なもので

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2

洗えど剥げない詩

八馬星 さん

時代が流れるだけ流れても劣化しない詩、ということでしょう。俳人としてそんな句を一句読めれば御の字ですな。(2017/07/22)

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闘魂は燃えるゴミの日に出した

5
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地下街へおりていく風を追う

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夏の恋ホームランの的は三重丸

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1

 エプロンはコバルトブルー スイッチオン

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1

君の髪の白くなったのだけ編んで天の川にする

10
1

歩けどもゆきてあてなき風や死す

10
1

麦茶を作ったから偉い

10
1

涸梅雨に涸びん二瀬ダムの水

10
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神聖な炎の煙が黒い

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