句会Q

あるきしちはる さん

「泣いた赤鬼」に登場する青鬼ですよね。赤鬼を気遣って便りをよこさないようになってしまったのでしょうか。竜胆の濃く美しい青に友を思う赤鬼。美しく切ないです。（2017/09/09）

北大路京介 さん

絵本『泣いた赤鬼』を思い出しました。切ない。（2017/09/09）

圓哉 さん

懐かしい中学生時代を思い出します。ぼくのマリアは痩せっぽちの優等生、でも遠くに転校していった。高校になったぼくは、お小遣い貯めて逢いに行ったんだけど、それがどんなだったかもう遠すぎる過去なので思い出せない。。。なんてことを思い出させてくれた一句です。（2017/09/03）

蘭子 さん

ウィーン少年合唱団の穢れのない歌声が響いてきます。りんどうの青さと少年たちの瞳の青、凛とした美しい姿勢が重なりました。
平仮名、漢字、カタカナの組み合わせ！　ソフトな歌声が聴こえるようです。（2017/09/02）

由野 さん

竜胆を眺めて暫し時間を忘れるという句意だと思いました。切り花の竜胆ってあまり花弁が開きませんよね。深い青の落ち着いた色合いと言い、時を止めてしまう効能のありそうな花です。イメージが合っていると思いました。（2017/09/05）

八馬星 さん

竜胆にトトロ、それもメスが２、３匹というのは、僕の発想からは出てこない二物衝撃でした。竜胆の取り合いをしているのでしょうか。（2017/09/03）

あるきしちはる さん

とても美しい措辞！ ですがお題が竜胆だと知らずに読むと何のことだか伝わらないと思うので、「竜胆は星の声を奏でる」で一句、「竜胆は青い蓄音機だ」で一句にしてみてはいかがでしょうか。（2017/09/09）

斎藤秀雄 さん

あるきしちはるさん　コメントありがとうございました。竜胆は（種類にもよるのかもしれませんが）茎の先に花を咲かせ、さらに茎を伸ばし、さらに咲かせ、と続けていくので、横から見ると継ぎ目の連続のように見えるんですよね。《分度器の翼》は「配合（二物衝撃）」のつもりだったのですが、我々が学生時代に使っていた分度器は小さいので、イメージ上、小さいものになりがちですね。今考えると、竜胆の小ささからあまり離れておらず「つきすぎ」だったかもしれません。（2017/09/11）

あるきしちはる さん

竜胆の写真を見直したのですが、竜胆の継ぎ目とはどこを表現しているのか、分度器の形がどこにあるのか、私にはよく分かりませんでした...。でもその表現の独特さや発想は面白くて、とても気になる句です。（2017/09/09）

あるきしちはる さん

始業式に来る生徒たちを竜胆で迎えるなんて粋ですね。「誰の生けたる」が説明っぽいので、竜胆の描写（何処に生けてあるか、何に生けてあるかなど）をして、「誰が活けたのかな？」と読者に思わせた方がいいかなと思います。（2017/09/09）