自由律オンリー句会13

自由律オンリー句会13
意図せず五七五の型になってしまってもかまいません。

【開催期間】
投句の締切:11月11日(土)21時
選句の締切:11月18日(土)21時

  • 総投句数:22
  • 終了日時:2017年11月11日21時00分
  • 選句に参加した投句者には1点が加算されます。
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5

鏡のここからここまでが私

八馬星 さん

人によっては全身のこともあれば、顔だけだったり、下半身だけだったり…それぞれの人生が推察できて面白いです。(2017/11/11)

斎藤秀雄 さん

自我とは鏡像である(ラカン)。逆に言うならば、鏡の前に立つとき(立たなくても、意識=主観が働いているならば)すべては「私」の写し絵であるはずだ。背後を通り過ぎる猫も。窓の外の遠山も。ところがこの句では、「私」の境界を、「ここまで」と区切っている。その先は、私ならざるものの姿が写っているはずだ。僕ならば、あまりの恐怖に、目をそらしてしまうだろう。しかしそれでも、ホラー映画のなかでしばしば自分の体が意のままにならなくなるように、見つめさせられてしまうのかもしれない。(2017/11/11)

1
5

君の描くゴジラの優しい目

由野 さん

『おまえうまそうだな』を読み聞かせしてもらって育った、草食系男子を想像しました。(2017/11/12)

3
3

詠人不知の咳に聞き覚え

猫愛すクリーム さん

放哉を彷彿させる感じがありますが、こういう自由律句は好きです。(2017/11/11)

3
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耳を切られし猫は月へ吠える

24516 さん

カッコイイの一言です。(2017/11/16)

24516 さん

カッコイイの一言です。(2017/11/16)

5
2

焼香のあれが妾か醜婦じゃねぇか

蘭子 さん

インパクトがあり、惹かれた。
乱暴とも思える言い回しの中に微妙な男心が覗き、俳諧味たっぷり!
(2017/11/12)

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2

猫がアンモナイトみたい

蘭子 さん

惹かれながらも選外になってしまいましたのでコメントだけ。
猫のまるまっている様子を愛情たっぷり見つめている作者、アンモナイトとは言い得て妙で頬が緩みました。(2017/11/16)

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太鼓の風に押されて眼窩のふちに来た

5
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  • 24516さんの句
  • [採点済]

狩人を視る兎の眼

5
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レンタル家族ぶんもまわる洗濯機

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楽しむ資格など誰にも問うな笑え

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死ぬまでに言ってね一番スキだって

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もうこんな時期かと毎月のように

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見ろよ虹の橋が架かってら

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ジェラシーは媚薬に変わり夜を駆ける

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眠剤も夜の深みは冬紅葉

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空青けれど公園は凍て風のみ

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色なき風続くや皇紀二七〇〇へ

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あまりにも夜がきれい秋を亡くして

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階段の踏まれる朝に耐える駅

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とぼとぼ歩く影といっしょに

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赤々と烏瓜の世界あり

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おかわりの手を差し出さるおじやかな

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