自由律オンリー句会15

自由律オンリー句会15
意図せず五七五の型になってしまってもかまいません。

【開催期間】
投句の締切:2018/03/03 21:00(土)
選句の締切:2018/03/10 21:00(土)

  • 総投句数:21
  • 終了日時:2018年03月03日21時00分
  • 選句に参加した投句者には1点が加算されます。
1
6

また角に座ってしまった

あい さん

(2018/03/09)

2
5

たんぽぽよりも低く土下座

蟻馬次朗 さん

なんか共感できました。(2018/03/04)

3
3

慌ててシャボン玉吹いた

北大路京介 さん

主人公は小学生以下の子どもを想像しました。
みんながシャボン玉を吹く中、ボーっとしていて、ハッと我に返ったのか。
シャボン玉で遊べる時間が限られていて、せかされるように吹いたのか。どっちにしても面白いです。(2018/03/09)

3
3

野焼見てゐる迷彩ズボンの少年

3
3

実家から非通知

6
2

滑るとわかっていてもなお

6
2

餞の直球卒業のフルスイング

6
2

月からの手紙が強風で誤配送だって

6
2

告白に致死量のミントタブレット

6
2

春は鞭

斎藤秀雄 さん

とても説得力があって、驚く。まさに「春は鞭である」という感じがする。解釈はいろいろ可能で、「春はあけぼの」のように「春は鞭がよい、そういう季節だ」という意味にもとれるし、「春というものは馬を前進させるように、背中を押す」とも、「春は厳しい。鞭でうたれるようだ」とも、あるいはたんに「こうもり傘とミシン」のように類縁関係がないものを二物衝撃させた例ともとれる。どのように解釈しても、あるいは解釈を拒否しても、すべてにおいて説得力がある、という点が、この句の魅力だと思う。(2018/03/05)

6
2

氷河期の恐竜とユダヤ人の背骨

12
1

君を想うそれが愛かまるで呪いだ

12
1

美しく老いるなんて幻想ね

12
1

寒椿自分を欺き生きてます ごめんなさい

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1

カーディガン脱ぐ看護婦の背を待ちぬ

12
1

雛あられ減らぬ吾子の仏壇の夕

12
1

開く瞬間の花の声を君なら聞けるだろうか

12
1

春夕焼山に石投げる猿

12
1

村が滅ぶか官女雛が口を割るか

12
1

風の子らが輪る

21
0

祭りのあとのさびしさを酒で薄める

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