雑詠Q vol.26

雑詠Q vol.26

【開催期間】
投句の締切:5月26日(土)21時
選句の締切:6月2日(土)21時

  • 総投句数:12
  • 終了日時:2018年05月26日21時00分
  • 選句に参加した投句者には1点が加算されます。
1
6

遠雷や海の真青へ父の骨

2
5

金魚売命100円也と言ふ

johnanz さん

http://imrdsoacha.gov.co/silvitra-120mg-qrms(2022/04/19)

其蜩 さん

そこに生きる「命」にはっとさせられる一句でした。(2018/05/27)

3
4

走り梅雨引つ掻き傷の痒さかな

4
3

黒揚羽微量の毒を持つをんな

5
2

初夏や駅の日時計午後零時

5
2

口にまだ飲み込めてないバナナかな

斎藤秀雄 さん

バナナを手に取り、皮をむき、かぶりつき、咀嚼し、もぐもぐしている。しかしまだ、飲み込んでいない。という途中経過の一瞬を詠むことで、読者の意識に、時間軸が遡行的にイメージされる。その遡行の果てには、とうぜんたわわに実ったバナナの房があり、さらには陽を浴びるバナナ園のうつくしい景色が見える。(2018/05/26)

5
2

短夜や眠れぬ吾れに朝は来る

8
1

寝ぼけ眼の母の白髪をただ白南風

8
1

いっぱい唄えば来世あたたかい

8
1

ヒロシマやバラク・オバマの追悼文

8
1

果てしない宇宙のひろさ雨後苺

8
1

夏の日や原初の声が泉より

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