- 総投句数:13
- 終了日時:2018年06月09日21時00分
- 選句に参加した投句者には1点が加算されます。
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白瀬いりこ さん 梅雨一切は検索しても出てこず『梅雨の一切で詠む』だったことに投句してから知りました。。 |
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斎藤秀雄 さん
巧みなのは、〈水枕〉の大きさの比喩・描写として〈児の腹ほどの〉と書いてあるのに、じっさいには〈児の腹〉がどれぐらいの大きさなのかをリアルに描いているところ。我々の多くは〈水枕〉というものの大きさを、実体験に即してすでに知っている。対して〈児の腹〉は、〈児〉の年齢が知らされていないため、未知の領域に属する。したがって、読者は既知の〈水枕〉から、未知の〈児の腹〉を想像するように誘導される。季語〈空梅雨〉も、じめじめした梅雨の季節に風邪をひいた児と看病している親の姿、という景と響き合うように思うし、仮に「青梅雨」「梅雨時」などとしてしまった場合、〈水枕〉の〈水〉とつきすぎになってしまうことを考えると、絶妙の斡旋だと思う。(2018/06/10)