自由律オンリー句会18

自由律オンリー句会18
意図せず五七五の型になってしまってもかまいません。

【開催期間】
投句の締切:2018/08/18 21:00(土)
選句の締切:2018/08/25 21:00(土)


ボツ句祭りを『句会Q 別腹』で開催してます。

http://www.exkukai.shop/index.php

  • 総投句数:12
  • 終了日時:2018年08月18日21時00分
  • 選句に参加した投句者には1点が加算されます。
1
4

毒のある花から売れていく

2
3

二度と戻れぬ道のからたちの実

2
3

エレベーターのように開け閉めされる

2
3

次の駅で現実にお乗り換えです

八馬星 さん

旅からふっと目が覚める瞬間。けど人間の一生だって列車旅行みたいなもの。急行か鈍行か。メジャーな路線かローカル路線か。山手線みたいな生活をおくるのか。(2018/08/19)

5
2

おはぎを喰わせろと涙を流す

5
2

元号の横棒が秋刀魚

斎藤秀雄 さん

一読して笑ってしまったのだけれど、どうして笑ってしまうのか、考えても分からなくて、不思議な気持ちになった。そもそも、なにかが〈秋刀魚〉だと、それは「よい」のだろうか、「悪い」のだろうか。笑うとき、たいてい「間抜けである」という判断が働くのだと思うし、たしかに何かが〈秋刀魚〉だと、ほんの少し間抜けな感じはあるのだけれど、そんなに決定的に間抜けだという感じはない。〈刀〉の文字があるように、不穏な感じさえある。もう一方の要素である〈元号〉を見ると、こちらには決定的に不穏な感じがある(新元号の決定・発表プロセスに、現時点では、不穏な介入があるように見える)。「元号」という文字列そのものか、「平成」か、未来に決まる新元号か。多くの読者は、現時点では、新元号を想起すると思う。しかしまだ新元号は決まっていないし、新元号に横棒があるかどうか、まだ分からない(しかしあまり横棒のない元号というものも、考えにくい)。新元号は〇〇にしよう、という遊びが日常的に行われているのをよく見るけれど、「横棒を秋刀魚にしよう」と言っているひとは、見たことがない。新元号は〇〇である、と決まってから、ではその横棒を秋刀魚に変えてみよう、という遊びではなく、これから到来する「新元号」という不在の対象に、あらかじめ「横棒は秋刀魚」を見出すという、反転が面白いのかもしれない。(2018/08/19)

5
2

青東風や老犬のいびきのリズム

5
2

アイスコーヒーにストローゐりません

5
2

捨てられている雑誌の表紙に新人

10
1

最後は日暮鳴く日かな

10
1

青東風されど空蒼き西日本

12
0

それは白のワンポイントなのか

#Q ̃cC[g