ダイヤモンド☆句会 37カラット【春二番】
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ダイヤモンド☆句会 37カラット【春二番】
お題:【春二番】
【開催期間】
投句の締切:2019/02/16 21:00
選句の締切:2019/02/23 21:00
- 総投句数:16
- 終了日時:2019年02月16日21時00分
- 選句に参加した投句者には1点が加算されます。
斎藤秀雄 さん
都会には、なぜかケバブ屋台がたくさんある。原宿のストリートだろうか。それとも代々木公園野外ステージで行われるイベントだろうか。もう少しあとの時期、「春三番」か「春四番」ぐらいが吹いて、桜が咲いたりするぐらい暖かければ、ケバブ屋台も繁盛するのかもしれない。「春一番」の頃はやはりまだ余寒があって、梅見するにも、原宿で買い物をするにも、ちょっと気をひきしめなければならず、ケバブ屋台に目が行かないかもしれない。「列まばら」というより「客まばら」かもしれない。「春二番」の頃はようやく客が途切れなくなる。だけど列をなして客がびっしり、というほどではないのだろう。その意味で、「春二番」という季題を、「列まばら」がとてもうまく言い表していると思う。(2019/02/18)